安心安全への取り組み

精米工場コンセプト

製造環境に配慮した建築

建物を汚染レベルごとにゾーニングしたうえで、シートシャッターを設置し、防虫・防鳥・防鼠対策を施しています。さらに、空調・メンテナンスフロアを整備することで作業しやすい環境になっています。

安全・安心を確保

精米システムを活用することにより、搬送・精米などの各機器にコンタミ防止機能を装備し、トレーサビリティシステムより生産履歴を正確に管理しています。さらに、バーコードリーダーなどのヒューマンエラー防止機能を整備し、安全・安心を確保しています。

高品質・高食味を実現

少ロット対応用精米機と高精度な光学式選別機を設置することで高品質・高食味を実現しています。さらに、最終工程に金属検出機・磁性体除去器を設置することで異物混入防止を図っています。

効率的な生産を実現

精米システムを活用することにより、ショートフロー化が実現。
工程数が減り、時間短縮・電気代削減を図り、メンテナンス作業も軽減しています。また、生産支援システムにより効率よく生産するための計画立案ができます。

精米HACCP認定

 食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生する恐れのある微生物による汚染や金属混入等の危害をあらかじめ予測・分析し、その結果にもとづいて、危害の防止につながる特に重要な工程(重要管理点)を定め、これを継続的に監視することにより、製品の安全を確保します。この世界基準であるHACCP手法を精米の製造に取り入れたのが「精米HACCP」です。

 当社工場は、一般社団法人 日本精米工業会による認定審査会を経て「精米HACCP認定」を取得しております。

認定番号:H16002

AIBフードセーフティー

 AIBとは、「American Institute of Baking(アメリカ製パン研究所)」のことで、この研究所により開発された食品の安全管理システムの一つが「AIBフードセーフティー」です。

 このシステムは、食品工場の安全と衛生レベルを評価する非常に優れた検査システムで、60年以上の活動実績があり、世界110か国以上の工場・事業所が監査を受けています。

      AIBについて(外部リンク:日本パン技術研究所)

 当社工場では、「AIB国際検査統合基準」に基づいた食品安全管理に日々取り組んでおります。

  

精米工程

荷受・精選工程

1

荷受ホッパー

玄米を投入します。

2

粗選機

風選別機(ほこり等除去)から流化式選別機(異物除去)を経由し玄米タンクへ流れます。

3

玄米タンク

全22基設置しています。

精米・精選工程

4

石抜機

比重選別により、米と石を選別します。

5

精米機(ミルマスター)

小ロットに対応し、目的に応じて最適な(研削・摩擦・摩擦の3連座式)搗精をすることができます。

6

小口精米機

精米精選工程

7

ロータリーシフター

多段に重ねたふるいの水平運動により、分離精度の高いふるい分けができます。

8

光学式選別機

デジタル画像処理(CCD+NIRセンサー)で選別除去します。さらに1基で2回通すタイプを設置しています。

9

金属検出機

鉄・非鉄の検知をします。

10

ファイナルセパレータ

糠玉および胚芽などの細かい物を除去します。

計量包装・出荷工程

11

包材用自動ラック

包材の自動入出庫・在庫管理を行うラック300棚を設置しています。

12

自動計量包装機

手動2基・全自動3基・クラフト用1基・フレコン用1基の計7基を設置しています。

13

ウェイトチェッカー・
金属検出機

包装後、万一のため金属異物を検知します。あわせて、適正重量の確認をします。

出荷工程

14

ロボットパレタイザー

製品積み付け用に2基設置しています。

15

製品ラック

11型パレットを最大204枚格納できます。

16

簡易フローチャート

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